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いっぺん・インタビュー


ネットと紙のここが違った…!出版してわかった、ネット出版のあれこれ。

日々ネットの上で書いていたことを本にして出版する…ネット出版を体験したnatsuさん、田川未明さん、なりむさんの3人に、ネット⇔紙の出版について改めて考えたこと、出版のうえで苦労したことなどを語り合っていただきました。(2003年春にネット出版社「GOZANS」サイト上に掲載された対談を承諾を得て転載しています)


1.どうしてネットで書きはじめたか


■なりむ妊娠がきっかけです。お腹の中のもうひとつの命・日々変化する自分の身体が楽しくて仕方がなくて、書きたいことがたくさん出てきました。
妊娠をテーマとした個人サイトを開設し、知人・友人向けに妊娠エッセイを発表しはじめたのが最初です。

◆ミメイ私はネットで書く前から、ひとりコツコツ書いていました。ネットで長い文章、特に小説は読みづらいと思っていたので、自分はネットでは書かないだろうと思ってたんです。 それが、一昨年の秋に、ソニーマガジンが「ブリジットジョーンズの日記」というベストセラー本の映画化を記念して、期間限定で日記サイトをオープンしたんです。そこでは、日記の人気投票があって、上位入賞者の日記は本になる、ということだったんで、「本」につられて日記作家登録してしまった(笑)
そこで三ヶ月間日記を書き続けていたら、ネットにはネットの書き方というものがあるんだなぁ、ということに気づいて、それなりに楽しむことができました。どうせネットで書くのなら、もっと自由に、自分のペースで、書きたいことが書ける場所はないだろうか、と探しに探して。で、「ここだ!」とたどり着いたのが、ゴザンスでした。(笑)

●natsu私の場合は、ネットで書く前にどこかで書いていたというよりも、以前は口を使ってひたすらしゃべっておりました。
それが、社会人になったら友達は遠く離れたところに住んでて会えないし、職場では仕事だけでヘロヘロ状態ですし、で、体内に何かがたまりっぱなし。
仕事をやめて結婚してからは、夫とマンツーマンになりましたがこれがまた笑っちゃうくらい価値観の違う人なので、私が必死でヘラヘラと話をしても、「natsuさん、意味がわからない」としか、言ってもらえませんでした。
キィー!なんでわからないのよ、おたんちん!というわけで、ネットを通して、意味をわかってくれるであろう不特定多数の人を求め言いたいことを書いている、という状態です。

■なりむなるほど納得(笑)。natsuさんの文章からは、「おしゃべり感覚」みたいなものがすごくよく伝わってきますよね。
読みながらゲラゲラ笑っちゃう。つい誰かに話したくなっちゃう。創作文芸中心のゴザンスライターの中でひときわ輝く、愉快な芸風(?)のライターさんだと思っています。natsuさん大好き。

◆ミメイそうそう。natsuさんのコラムって、読んでいて思わず大声で笑っちゃうんですよね。なりむさんのエッセイを読んでいると、PCに向かって肯いたり、呟いたりしてしまう(笑)どちらも、モニターの向こうにご本人がいるような感覚。おふたりとも、ネットの特性を多いに生かしているなぁと思います。

●natsuそうやって言っていただける方々に出会えたのも、ネットのおかげでございます。翼くんではないですが、「ネットは友達」の気分でおりますよ。

■なりむ私も、私も。モニターの向こうにいるたくさんのお友達と語り合ったり、笑いあったりするような感覚でネットライフを楽しんでおります。
まさに「ネットは友達」。あ、私の場合「ネットはママ友」かな(笑)。

ネットを使い始めたのは、書き始めるよりずっと前からでした?それとも書くために使い始めたのでしょうか?

◆ミメイわたしがネットを始めたのは、友人がHPを開設したので、その掲示板に参加するためでした。
書くことは、それより前から始めていましたが、「ネット」と「書く」ことを繋げて考えてはいませんでした。

■なりむ私は、書き始める何年も前から、でした。前職がPC関係だったので、実はそこそこ詳しいんですよ(笑)。
ですが、その頃は仕事での利用と知人とのメールのやりとりが主で、今のようにどっぷりとネットにハマってはいませんでした。
妊娠し、仕事を辞めて、一日中家にいるようになってから、ハマった。「時間、ネット、ネタ(私の場合子供)」の三拍子がそろってはじめて書き始めた、という感じです。

●natsu私も、ネットの方が先だったような気がします。読んでくれる人を意識して書くようになったのは、その後だったのかな?何せ、しゃべり→文章に移行しただけなので、その区切りがはっきりしないんです。すみません。

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